加速するテレワーク:企業の競争力強化・差別化の必須要件

2012年7月2日

情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれないワークスタイル「テレワーク」。英国では最近、今月開催のロンドンオリンピック期間中に予想される交通 混乱の対策として政府が国民の在宅勤務を呼びかけていることから、テレワークへの注目度が高まっています。今年2月には大手通信事業者O2がロンドン郊外 スラウ本社で3,000人中9割以上の従業員を対象とした在宅勤務演習を行い、従業員の交通費削減や通勤時間をなくすことによる業務の効率化を実現したこ とを発表し、話題になりました。

日本でも、東日本大震災における自宅待機や出社困難を受け、テレワークへの関心が高まっていますが、今年3月には日本マイクロソフトとマイクロソフトディ ベロップメントが「テレワークの日」を制定し、事業継続やワークスタイルの再考を目的に全拠点の全社員が在宅勤務を行いました。

情報通信技術が実現する「新しい働き方」

テレワークには、自宅を就業場所とする場合や帰宅後、出先でのモバイルワーク、出社困難時の一時的な在宅勤務など、様々な形態があります。インターネット が利用可能な環境であれば、VPN(※1)を使って自社システムやクラウドサービスへアクセスし、自宅などの社外から平時と同様に業務を行うことができま す。さらにウェブ会議システムの利用により、打ち合わせや共同作業も遠隔から行うことができ、より臨場感の高いテレワーク環境を実現できます。こうした情 報通信技術を活用することで、災害時の事業継続対策としての利用のみならず、育児や介護など家庭生活との両立や移動時間の有効活用などを実現する「新しい 働き方の基盤」として今後も普及を続けるといわれています。
※1 インターネット上でセキュリティを確保した通信を実現する技術

利便性の高いテレワークですが、情報セキュリティへの配慮が利用における重要なポイントになります。安全なテレワーク環境を実現するためには、PCの盗難 や紛失、従業員の私用PCやネットワークを経由した情報漏えい、在宅勤務者のPCに感染したウイルスの社内システムへの侵入といったリスクへの対策を講じ る必要があります。

情報ファイルを一切持ち出さない、安心安全リモートアクセス

会社の自席PC、サーバへ社外からアクセスし、テレワークを実現するクラウドサービス「マジックコネクト」(※2)は、利便性だけでなくセキュリティを重 視したリモートアクセスソリューションです。同サービスは画面転送型のリモート操作アプリケーションを用いて社内PCと同様の画面表示を可能にします。画 面データのみを端末に送信するため情報ファイルを一切持ち出すことなく、安全なリモートアクセスを実現します。
※2「マジックコネクト」はNTTアイティ株式会社の登録商標であり、同社が提供するクラウド型VPNソリューションです。欧州ではNewton ITがサービスを展開しております。

マジックコネクト利用開始までの簡単3ステップ
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※3 マジックコネクト・モバイルを利用すればAndroid端末やiPadからのリモートアクセスが可能です。

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