Twitter大国の日本

2020年2月6日

ソーシャルメディアのユーザー数は堅調に増加しており、プラットフォーム別に見た世界におけるアクティブユーザー数は下記グラフのとおりとなっている。
FacebookとYouTubeがそれぞれ20億ユーザーを超えており、Instagramが続く。真新しいところでは、若い世代に爆発的に人気のあるTikTokが8億ユーザーと急増し、第4番目のソーシャルメディアとなっている。しかしTwitterのユーザー数の成長は長年にわたって停滞している。

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国別に見ると、それらの利用率は微妙に異なる。プラットフォーム別の利用度は、多くの国でFacebookが一番であるのに対し、日本ではつい最近までTwitterの利用が一番多かったことは周知の事実である。
Twitterに焦点を当ててみると、世界中のTwitterユーザーの4分の1以上がアジア太平洋地域に集中している。中でも、各国におけるそのユーザー数とインターネットユーザーに対する割合を見ると、下記の表のように日本は世界の中でいかにTwitterのユーザー数や割合が高いか一目瞭然である。

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日本においてTwitterの利用が多いことは、幾つかの理由があると考えられるが、280文字(以前は140文字)の制限がある中、漢字という表意文字を使用することでより多くの表現が可能なことや匿名利用が可能なことが日本人の情報発信スタイル合っていることなどが大きな要因と思われる。